今回ご紹介するのは、逗子在住のA様が所有されている真鶴のセカンドハウスです。
海に面した大きな出窓と
*採寸にお伺いした日はあいにくの空模様で、
出窓からの景色は、残念ながらぼんやりと霞んでいました。
ルーフバルコニー側の掃出し窓
前に所有されていた方がお使いだったカーテン(上)は
無難な、ベージュの織り柄でした。
そして、後日納品させていただいたのがこちらのカーテン↓
今回は、少しグリーンを含んだ、あたたかみのあるブルーの無地に。
照明づかいにもA様のセンスが光ります。
幅5mを超える出窓の向こうには
真鶴の海が広がっています。
この日はお天気も良く、それは素晴らしい眺めでした。
今回セレクトしていただいた生地↑
経糸:ターコイズブルー×横糸:グレイッシュなグリーン
の織りになっているので、単色の無地とは違い
奥行き感があって落ち着いた印象です。
ちなみに、来店された際、はじめに気に入られたのが
こちらの生地↓
色味は似ていますが、違うのが“素材”です。
こちらはリネン100%。
ナチュラルな風合いが魅力ですが、素材の特徴をお話ししたところ、
やはり扱いやすい方がお好み、とのことでしたので、
ポリエステル素材で似た感じの色の生地を何点かご提案ののち、
上の写真のものを選んでいただきました。
たしかに、麻は湿度の変化などで伸び縮みがでますので
裾のラインが目線にくる出窓はとくに、寸法の安定性がある生地の方が、
ストレスがないかもしれません。
リゾート感漂う籐のソファの張り地ともコーディネートできています。
気持ちのいいルーフバルコニーに続く掃出し窓。
ベージュのカーテンの時と比べると、
窓辺が引き締まり、インテリアにメリハリがでたように感じます。
お部屋全体が、生き生きと明るいイメージに変わりました。
せっかくですので(?)窓からの素晴らしい眺望をみなさまにも・・
丘につづく坂道が、どこかイタリアの風景に似て気に入っています、とA様。
なるほど、ちょっとヨーロッパの港町の風情があります。
真鶴を訪れるのは、昔々私が中学生だった頃の遠足以来でしたが、
豊かな自然に囲まれた、静かないい町でした。
こんな魅力的な土地で余暇を過ごすことができるなんて、
憧れます。
A様、このたびは誠にありがとうございました。