辻堂の住宅街でひっそりと営業している
湘南ファブリックですが、あまりに隠れ家的なため、
せめて近隣の皆さまにお見知りおきいただこうと、
とある地域情報誌に載せていただいたことがありました。
たまたま記事を目にされ、ご来店くださったのが
近くにご新築中だったT様でした。
リビングにはウッドブラインドを、というご希望だけはじめにいただいて、
その他の窓については、
決めていくことになりました。
ウッドデッキに面した2窓は、ウッドブラインドに。
こんな感じで半分ほど上げてお使いになることが多くなりそうです。
色は、梁やキッチンの面材に合わせて“マットライトブラウン”を選ばれました。
横の壁のグリーンとも、とても相性のいい色味です。
ブルーのタイルが美しいキッチン
吹抜けの高窓は、調光ロールスクリーン“FUGA”で自在に光を採りこんで。
壁と同化する白ですっきりと。
お取付風景↓
有り難いことに、足場のある時にお取付させていただいたのですが、
それでも揺れて足元は不安定なので、なかなか大変な作業でした。
こちらも吹抜け窓と同じ調光ロールスクリーン“FUGA”。
窓からはお向かいの果樹園の緑が。。
羽根を水平にすれば、レースカーテンと同じで景色も楽しめます。
*羽根を開いた状態でこのように上げることができるのが“FUGA”の魅力です。
写真が暗くてすみません。。
寝室の掃出し窓には、過去にも何度か紹介させていただいた、
裾グラデーションのファブリック(イギリス製)をカーテンに。
この生地は、意外と柔らかな風合いで落ち感がよく光を透した感じも表情があって美しいのです。
窓上の壁は8㎝ほどしかありませんでしたが、なんとかその間にアイアンレイルをお取付けしました。
装飾レイルの場合、フィニアル(ポールの先端の飾り)に高さがないタイプで
これがギリギリです。
施工前↓
ブルーの壁を挟んで反対側の小窓には、
コーディネート柄のジオメトリックな刺繍生地でシェードを。
小さな面積ですが、リズム感が生まれて、お部屋のいいアクセントになりました。
壁、カーテン、シェードと、ブルーの濃淡でまとめて、
清々しく、落ち着いた印象の寝室です。
腰窓には、明るく優しいグリーンの壁に合わせて
多色づかいのプリント生地でカーテンを。
こちらもイギリス製。
モダンですが、やわらかな曲線と水彩画のようなタッチで
少し懐かしさを感じるようなデザインです。
グリーンの壁の方の小窓には、アイボリーのロールスクリーンを。
はじめはラベンダー色で探していましたが、この方が壁の色もカーテンも引き立って正解でした。
最後に
ここは、タオル掛けや収納扉の邪魔にならないよう窓枠内に。
洗面台のタイルづかいが素敵です。
そのタイルに少し入っているいるブルーを拾って色選びをしました。
細部にいたるまで、ご夫妻のセンスと
インテリアへのこだわりが詰まったT様のお住まい。
そのお役に少しでも立てたのなら大変嬉しく思います。
T様、この度は誠にありがとうございました。